観光部ブログ

2017年10月13日(金)

〜「千本閻魔堂:引接寺の ちょっといい話」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

画像(125x125)

みなさん。

前回に続き 今日は千本通りに面し盧山寺通りにある
「千本閻魔堂(せんぼんえんまどう)」
を紹介します。

閻魔堂は通称で
正式には引接寺(いんじょうじ)。


一見閻魔様のある小さな寺ですが、
寺の方にお話しして頂くと
色んな伝説のあるお寺なのです。

そこには思わず感動してしまうような
不思議な話もありました。

画像(400x257)・拡大画像(728x469)

千本閻魔堂。
開基は小野篁(おののたかむら)
小野小町、小野妹子の小野家です。

百人一首の歌人として知られる小野篁卿(802〜853)は、
この世とあの世を行き来する神通力を有したとされており、
昼は宮中に赴き、夜は閻魔之廰に仕 えたとの伝説を残しています。

小野篁は 先祖を再びこの世へ迎える供養、
現在の「お盆」につながる法儀を行いました。

その道場として建立されたのが「焔魔堂」のはじまりです。

画像(400x152)

引接寺 本尊閻魔大王像と司命像(左)、司録像(右)

本尊の閻魔大王像。

ゑんま様の怖い形相!

地獄の支配者のように思われますが、
実は人間界をつかさどる、私達に最も身近な仏様で
地蔵菩薩の別の姿として信仰されてきたそうです。

死んでしまった人間を、
あの世のどこへ送るかを決める裁判長なのです。
ゑんま様は、人間を三悪道には行かせたくない為に、
怒りの表情で、地獄の恐ろしさを語り、
嘘つきは舌を抜くと説いて下さるのです。


もともと1017−1021年ごろに建立されましたが、
応仁の乱ですべて燃えてしまい、

現在の閻魔さまは1488年に再興され、 両脇に司命、司録像を従え
高さ2.4メートル、幅2.4メートルの木製、
どっしりと人間を見守っている。

画像(400x266)・拡大画像(600x400)

源覚寺の閻魔大王像

閻魔大王のちょっといい話

これは、引接寺の方から伺った「ちょっといい話」・。

東京に源覚寺という
閻魔大王を本尊とする寺があるそうです。

写真を見て下さい。
右目が割れています。

18世紀中盤にの話。
眼病を患い、毎日この寺に祈願していた老婆がいたそうです。
願いかなって老婆の眼病は治ったのですが、

その日以降、えんま様の右目が割れていたという伝説があります。
自分の片目を老婆に与えたためだそうです。

このことから「源覚寺」は眼病に効く寺院として
多くの参拝客の姿が今も境内に。

画像(300x400)・拡大画像(450x600)

本尊閻魔大王像

そこで、
千本焔魔堂の閻魔大王像!!

こちらもなぜか右目が割れて
少し滲んだ様になっています。

住職もいつからそうなったのか、謎であるといいます。

お話では、
沢山の方が参拝され
一人ひとりの願いが叶う様
身を削っておられる、
との事でした。

500円以上奉納すると
本尊に上がって お話を聞きながら
閻魔さまを目の前で見れます。

画像(400x225)・拡大画像(720x405)

石仏群

本堂奥にある無数の石仏。

この地は「化野」「鳥辺野」と並び、
篁卿が定めたと伝わる平安京三大葬送地のひとつ「蓮台野」の入口だった。
現在も周辺からは多くの石仏群が出土 します。

閻魔堂から蓮台野へ亡骸を葬った際に建立された石仏や卒塔婆が、
この辺りには何本も無数にあったことから
「千本」の地名が残ったといわれていま す。

昔は遺体は野ざらしになっていたらしく
その重しとして遺体の上に石仏を乗せていたため
と伝えられています。

画像(400x265)・拡大画像(500x332)

普賢象桜

画像(159x240)・拡大画像(425x640)

桜の雌しべ雄しべが普賢菩薩像の像の牙と似ている


画像(150x240)・拡大画像(400x637)

普賢象桜は房ごと散る

焔魔堂の桜は「普賢象桜」として有名。

写真のように、
雄しべ雌しべが普賢菩薩の乗る象の牙と似ていることから
命名された。

この桜はこの地で突然変異した種で、
散る時は 満開のまま花の房ごと地面に落ちる。

花びらが舞うように散る桜のイメージと
かけ離れている光景は美しい。

見ごろは遅く、4月下旬から5月上旬まで見ることが
出来るそうです。
(その年の気候によって変わる)

画像(300x400)・拡大画像(320x426)

紫式部供養塔

重要文化財 高さ6メートル 
幅・奥行き185センチ 花崗岩製


南北朝時代の至徳三年(1386)
円阿上人の勧進により建立されたとの刻銘があります。
紫式部のあの世での不遇な姿を見て
成佛させんがために建立した供養塔と伝えられています。

この塔がレアなのは 通常塔は奇数を重ねて作られるが
なぜか10重になっているそうです。

理由は謎。

画像(400x265)・拡大画像(800x530)

千本閻魔堂念仏狂言

壬生寺、清凉寺と並び
「京都三大念仏狂言」のひとつ。

5月1日〜4日に例年行われる。

唯一、ほとんどの演目にセリフのあることが大きな特徴です。

天正十年(1583)織田信長が上杉謙信に下された
狩野永徳筆の洛中洛外図屏風の中にも、
境内でこの狂言を演じる様子が描かれていることから、
昔から親しまれた年中行事であったことが
分かります。

画像(400x316)・拡大画像(800x632)

狩野永徳作 洛中洛外図屏風(えんま堂念仏狂言の様子)

いかがですか?
簡単に述べてしまいましたが、

内容いっぱい、行って楽しいお寺です。

千本釈迦堂からも歩ける距離にあるので
是非足を運んでみて下さい。

画像(180x220)

*参考

六道(ろくどう、りくどう)とは、
仏教において、衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界(あるいは境涯)のこと。
六趣、六界ともいう。
六道には下記の6つがある。
このうち、天道、人間道、修羅道を三善趣(三善道)といい、
畜生道、餓鬼道、地獄道を三悪趣(三悪道)という。

閻魔様は 人間を三悪道に導かないよう見守っている
人生の裁判官なのです。

Posted by 観光部   パーマリンク

2017年10月11日(水)

〜「千本釈迦堂:大報恩寺のサバイヴァル!」の巻〜ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

画像(125x125)

皆さんこんにちは。

今回は京都観光で有名だけど穴場!

おかめ伝説。

大根焚き。

応仁の乱を生き残った国宝・本堂と仏師快慶作の十大弟子立像などで
有名な大報恩寺、

通称「千本釈迦堂」

を紹介します。

画像(400x300)・拡大画像(800x600)

千本釈迦堂は
今出川通り七本松を上がったところに
今も渋い佇まいを見せています。

歴史的にも重要な寺院ですが、
京都観光では穴場といえると思います。

鎌倉時代初期、先日「義経」の項で紹介した
奥州藤原秀衡の孫、
義空が1221年に建立しました。

画像(240x144)・拡大画像(540x324)

画像(204x240)・拡大画像(300x352)

画像(185x240)・拡大画像(464x600)

おかめ伝説

建立の際、
大工の棟梁:高次が本堂支柱4本のうち1本を短く切ってしまい、
妻の「おかめ」に相談したところ、
他の3本も長さを合わせては?と提案。

無事竣工したものの、
「おかめ」は 夫の名誉を守るために
それを待たずに自害した・・・・

高次は妻の冥福を祈り宝篋印塔(おかめ塚)を建て、
おかめの名にちなんだ福面を付けた扇御幣を飾ったとされる。
その後、大工の信仰を得るようになり
今日でも上棟式にはお多福の面を着けた御幣が飾られている。

今も福を呼ぶ女神として
「おかめ」さんだけを参拝に来る人々も多いです。

画像(400x266)・拡大画像(750x500)

このお寺の最大の価値は、

京都市内を焼き尽くした「応仁の乱」の戦火を
生き残った本堂(国宝)にあります。

つまり1221年の姿のまま
今も力強い姿を見せてくれているのです。

本堂内の柱には 応仁の乱の最中に刻み込まれた
多くの矢傷、刀傷が残っています。
山名宗全の西軍陣地があった事から「西陣」
という地名がついたのですが、
その本陣のすぐ近くにありながらのサヴァイバル!!

まさに奇跡です。

現在の京都市内の寺社仏閣のほとんどは
応仁の乱で焼き尽くされ、
後に豊臣秀吉や徳川家康や徳川家が復興したものなのです。

画像(199x240)・拡大画像(240x289)

画像(209x240)・拡大画像(270x310)

画像(240x159)・拡大画像(450x299)

そのほか
多数の重要文化財を有し、
霊宝殿にて展示されています。


見どころは
鎌倉時代の「慶派」の傑作!!

「慶派」は平安時代の天才、定朝(現在残っているのは平等院の阿弥陀如来坐像)から
続く作風を
運慶の父康慶がさらにリアルで力強い作風を極めた一派で、

千本釈迦堂の釈迦如来像は 快慶の子、行慶の作。

また、康慶の弟子で、運慶と時代を極めた仏師、
快慶作、十大弟子像は、
血管やあばら骨まで繊細に力強く表現されていて
ほれぼれします。

他にも 六観音像、豊臣秀吉、徳川家康朱印状など
見どころ満載です。

観光シーズンでも
割と静かにゆっくりと見れる
千本釈迦堂。

おススメです。

Posted by 観光部   パーマリンク

2017年09月25日(月)

〜「ピロピが選ぶ京グルメA山の家はせがわ」の巻〜ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

画像(125x125)

みなさん こんにちは。

今回は料理はもちろん、
山の中ロッジ風の店内、

猫に囲まれて
ゆったりくつろげる店

「山の家はせがわ」


を紹介します。

画像(400x400)・拡大画像(500x500)

千本北大路の交差点を北へ

佛教大学沿いの鷹峯街道をさらに北へ。

光悦寺を過ぎさらに然林房の横道をさらに北へ進んでいくと


山の家はせがわ
 が見えてきます。

画像(240x180)・拡大画像(480x360)

画像(240x180)・拡大画像(320x240)

画像(240x240)・拡大画像(270x270)

店内はロッジ風。

テラス席もあってゆったり。


営業時間は

平日:11:00〜17:00
土日祝日:10:30〜17:30

予約は受け付けていません。

画像(240x135)・拡大画像(640x360)

画像(240x135)・拡大画像(640x360)

画像(240x132)・拡大画像(468x258)

さて、
こちらの一押しは
なんといってもハンバーグ!!

肉の味がしっかりしたハンバーグに絶妙なコクの
ソースがかかっています。

身が大きいエビフライ、ホタテフライ、メンチカツとの
セットメニューもおすすめ。

季節の野菜などがごつごつ入ったカレーもたまりません。


熊のスキヤキ、
イノシシのスキヤキ、バーベキューもあり、
(こちらは要予約)

仲間や家族でのパーティーもおススメ。

画像(400x400)・拡大画像(500x500)
画像(240x159)・拡大画像(650x433)

画像(240x180)・拡大画像(450x338)

画像(240x161)・拡大画像(640x430)

ロッジ風の店は猫ちゃんたちの遊び場。

あちこちに猫がいて
癒されます。


光悦寺、常照寺、源光庵など
鷹峯の観光がてら、
山の家はせがわで食事!!

という京都観光も
なかなか楽しいですよ。

是非試してみて下さい

Posted by 観光部   パーマリンク

2017年09月05日(火)

〜「ピロピが選ぶ京グルメ@おめん」の巻〜ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

画像(125x125)

みなさん こんにちは。

暑かった夏もようやくひと段落!

朝晩は過ごしやすくなりました。


「食欲の秋」近し!!
ということで 京都でおすすめのグルメを紹介します。


以前、スイーツの巻で
「評判や人気に関係なく僕のおすすめを紹介!」

と前述させてもらったのですが、
今回は評判・人気・味 すべての要素において
有名な 「おめん」を紹介します。


画像(220x329)

画像(400x300)・拡大画像(460x345)
画像(320x320)

今出川通りを東へ突き当たり、
銀閣寺前 交差点をさらに東へ、

鹿ケ谷通を南へすこし下がったところに、

「おめん 銀閣寺本店」
が見えてきます。


おめん創業は今から50年前の昭和42年。

京都の老舗と思いきや、
故郷は群馬県。

「おめん」とは、「御麺」がなまって派生した
群馬県の一部の方言から来ているそうです。

名物料理の名前もそのまま「おめん」。
うどんは国産小麦100%、自家製。

昆布やかつおベースの少し濃いめの「おだし」に、
旬の野菜、きんぴらごぼう、胡麻などの
薬味を加えて食べます。

現在では本店の他、先斗町、高台寺にも店舗があります。

画像(400x266)・拡大画像(800x533)

お品書きがまたいとおかし!!

季節のおうどん、
お膳などあるのですが・・・

やはり、「おめん」がおすすめ!!

天ぷら付き、鯖寿司付もなかなかです。


*店はいつも行列や待ちがありますが、
 麺類だけに回転が速く、
 以外に待たずに店内へ入れます。

 ただし、観光シーズンは予約必要です。

画像(400x300)・拡大画像(600x450)

「おめん」を注文すると
まず 小皿に綺麗に盛られた薬味が登場。

こちらでは
九州阿蘇山系の大自然ではぐくまれた
「あ・ぜん」の食材や調味料が使用されているそうです。
http://azenjapan.co.jp/

画像(240x240)・拡大画像(450x450)

画像(250x250)

そして

「おめん」が到着。

写真は天ぷら付き と 鯖寿司です。

僕は両親が四国出身なので、
太くて腰の強い讃岐うどんに慣れていますが、

「おめん」はそれに比べて細めながら、
讃岐に負けない腰と、小麦の風味が生きた麺で、
なかなか食べ応え十分です。

これからの季節、
「おめん」でお腹を満たしてから
銀閣寺、哲学の道を散策するのも
おすすめです。

地元や京都好きの方には
あまりにも有名店ですが、

一度試してみて下さい。

Posted by 観光部   パーマリンク

2017年08月11日(金)

〜「京都のヒーロー:源義経を追いかけて 番外編」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

画像(400x300)・拡大画像(800x600)

番外編として、
おススメの「義経小説」ベスト3を紹介します。


画像(220x320)

3位 義経 上・下 / 司馬遼太郎

この小説は最初違和感がありました。
なぜなら、司馬遼さんは義経のヒーロー性というより、
日本史に残る軍事的天才なのに政治的才能は0というところをユニークに
描いているからです。

だから源平合戦の華やかな部分は描かれていません。

でも二回目に読んだ際、
義経のそういった欠点さえ魅力である様に描かれているのでは?
と味方が変わりました。

読み手によって印象の変わる
ユニークな義経小説です。

画像(400x155)・拡大画像(497x193)

2位 新・平家物語 全16巻 / 吉川英治


こちらの大作。
前半は平清盛が主役ですが、
後半は敵方の義経と平教経・知盛のライバル対決と
平家の終焉が描かれていて一気の読破できます。

画像(400x311)・拡大画像(800x622)

1位 源 義経 全4巻 / 村上元三

義経に関して、
この小説を超えるものは無い気がします。

鞍馬時代から奥州時代、頼朝の出会いから
源平合戦、都落ちから再度奥州時代。

全て魅力的に描かれていて
家来や登場人物もキャラが生きていて
静香御前や義経の周りの女性たちも
生き生きと描かれています。


Posted by 観光部   パーマリンク

過去の記事へ

11

2017


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

PHOTO

〜「ピロピが選ぶ京スイーツ@」の巻〜ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

〜「ピロピが選ぶ京スイーツ@」の巻〜ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

〜「京都のヒーロー:源義経を追いかけて」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

〜「京都のヒーロー:源義経を追いかけて」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

ドライバーからのちょっと一服便り 〜清水の 京都バーガー〜

ドライバーからのちょっと一服便り 〜清水の 京都バーガー〜

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog