観光部ブログ

2012年03月01日(木)

新洛中洛外百景(其の弐) キーワードは「三」 [観光情報]

二月も末近く四時間余りの観光案内の配車依頼があり
詳細な打ち合わせは当日で良いとの事。当然コース等はお聞きしてないので
取りあえず今 大河ドラマで話題の平清盛ゆかりの法住寺殿中心と
今年は龍歳なので拝殿の天井に立派な彫刻のある瀧尾神社中心の二つのコースを
大まかにたてておきました

当日の天気予報は70%の雨模様
お約束の時間にご自宅の玄関に立っている時も雨粒が。。。

本日ご利用頂くお客様は 市内のご夫婦と関東から初めて京都に来たという
姪に当たる方。目的地は既に御主人が姪御様に案内したいと決めておられ
その中から 天候、貸切時間、御夫婦様の体力を考えて出発。

画像(240x180)・拡大画像(320x240)

二条城東追手門

まずは二条城の 満々と水を湛えた
外濠の周囲を車で案内。ここの追手門は
東映太秦映画村の正面のモデルに
なっています。
徳川家康が造ったこの城は三代将軍家光が
数万の大軍を率いて入城したあと、幕末の
家茂、慶喜の将軍の入洛だけで、皮肉にも
徳川幕府の栄光と挫折を京の都より
みてきました。

国宝の二の丸御殿には 狩野探幽の見事な障壁画、精緻な透かし彫りの欄間
鴬張りの廊下などと見所を説明して金閣寺へ。

京の三閣と呼ばれる建造物は他に銀閣、大徳寺の吞湖閣があります。


ここは前後左右と広々としたスペースをとった身障者用の駐車場が三台分あり
雨も何とか止んだのでお客様のペースに合わせて金閣、陸舟の松のみ拝観に。
正式名称は鹿苑寺ですが 金箔を張った舎利殿が印象にあるため金閣寺と呼ば
れるようになりました。
しかし昭和25年 寺の修業僧により舎利殿は全焼しますが約20kg相当の
金塊を用いた金箔をはって再建されています。

画像(240x160)・拡大画像(600x401)

金閣寺 陸舟の松

鏡湖池に浮かぶように見える金閣を
バックに記念撮影。一層目を法水院
といい足利義満と阿弥陀如来の像を祀り
ここから平成17年11月小泉総理と
ブッシュ大統領が首脳会談に先立ち訪問し
手を振られたのが思い出されます。

二層目は観音坐像と四天王像が安置されている潮音洞。
三層目は究竟頂と呼び、仏舎利が祀られています。
そして鏡湖池に沿って北へ行くと足利義満お手植えという陸舟の松があり
上にのびた枝を「帆」に 西に剪定された枝を「舳先」に見立てています。

この松は善峯寺の遊龍の松、大原宝泉院の近江富士を型どった五葉の松と共に
京都三松の一つに数えられています。

金閣寺を出た後 車中でお土産物の話が出ましたが今出川のこのあたりで
カステラの美味しい店があったとおっしゃったのでその店にご案内。
お土産をカバンに平安神宮に向かいました。

画像(240x160)・拡大画像(450x300)

平安神宮 大鳥居(応天門)から

平安神宮は明治に造られた 京都では
新しい神社ですが ここでも中国の人
と思しき観光客が多く見受けられました。
この神社の祭神は 遷都を行われた
桓武天皇と 京で最後の天皇である
孝明天皇が合祀されています。
大きな鳥居は山口玄洞氏による寄進。

この方は医療・教育方面に寄付を行ったそうですが 寺社にも色々と寄進
されました。そして正面の門は大内裏の朝堂院の応天門を 拝殿は大極殿
をそれぞれ八分の五に縮尺して再現したものです。
神苑には川端康成作「古都」にも登場するしだれ桜 そして菖蒲 杜若 
半夏生の花が四季おりおりに美しく咲き乱れ 鳥類はカワセミ ササゴイ
アオサギ等が飛来し 初夏には薪能が催され京都市民の憩いの場にも
なっています。
京都の三大祭りのひとつである時代祭り(他に祇園祭り・葵祭り)は
当神社のお祭りで 神社前で行列の衣冠束帯・武具を整え
御所の建礼門に集合して 改めて出発します。

本日は催事もなく雨も降りそうなため応天門前にて記念撮影して
近くのお蕎麦屋さんにて昼食。私もあんかけウドン定食をいただき
心も体もほかほかに。

そろそろご夫婦もお疲れの様子ですが 最後にどうしても訪問したいと
おっしゃる知恩院の大梵鐘を拝観に神宮道を南下。青蓮院の三本の
府天然記念物の大樹を左に見て数分で知恩院三門につきました。

画像(240x160)・拡大画像(450x300)

知恩院三門の編額

京都の三大門として南禅寺 東本願寺
そしてここの三門が数えられています。

中央の編額は なんと畳二枚よりも
大きいそうです。

大梵鐘に行くにはお客様の体力では門の石段は登りきれないので 南側の側道
を車で行くべく 門衛さんに尋ねると本日は通行止めといわれました。。。
ここで裏技?を発揮! 裏道?を車で上り 築地塀を歩いて曲がれば
例の梵鐘がある駐車禁止の場所へ。

画像(240x159)・拡大画像(699x465)

知恩院の大鐘楼

この70トン余りの鐘は テレビの
ゆく年来る年で毎年のように紹介される
鐘で 大きなため撞木も太く
親綱1人・子綱16人 計17人のお坊様で
撞くそうです。

知恩院 方広寺 東大寺の鐘が
日本の三大梵鐘にかぞえられています。

簡単な説明と 三人お揃いの記念撮影を済まし 私はすぐに車内に戻り待機。
空模様もますます怪しくなって来たので ここで帰路につく事になりました。

姪御様はもう二三日京都に滞在とのこと。
どうぞ良い京都の想い出をお土産に帰られることを願っています。

Posted by 観光部

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