観光部ブログ

2017年06月19日(月)

〜「一見さんお断り その2:祇園町の世界」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

画像(125x125)


先日 あるお茶屋の女将さんと話せる機会がありました。


「一見さんお断りの巻」で
軽く書かせて頂いた世界の歴史と奥深さ!
新人ドライバーの僕にとって興味津々、魅力的なことばかり。

お茶屋さんは華やかな花街の「裏方さん」。
全ての仕事は「段取り」が要(かなめ)。
同じ接客の仕事をする者として 尊敬の念を抱きます。

そんな「裏方さん」の世界にも
厳しい現実とドラマがあり、

そこに感銘を受けたので
再び書いてみよう! と思い立ちました。


画像(400x300)

祇園で働く女性たち。


地元の人たちは

祇園のことを 「祇園町(ぎおんまち)」 と呼びます。


「お茶屋」は、約300年前の江戸時代に
八坂神社にある「水茶屋」が起源とされているそうです。

水茶屋とは神社仏閣へ参詣する人や街道を旅する人にお茶をふるまった店の事。
その店で働いていた茶汲女〔ちゃくみおんな〕が
歌を聞かせ舞を見せるようになったのが現在の舞妓・芸妓だそうです。

初めは神社に参詣客や旅人にお茶や団子を提供していましたが、
いつしか酒や料理が加わり、
それを運んでいた娘たちが歌舞伎を真似て三味線や踊りを披露するようになり、
芸妓・舞妓になっていったといわれてるそうです。


「祇園町」は一見さんお断りの世界。

半径1キロしかない町は
時代から隔離された世界があり、
お客もその隔離された
時代錯誤の世界に魅力を感じて
何度も通うそうです。


その世界で
お茶屋に生きる女性たちには
それぞれ宿命があるそうです。

画像(400x273)・拡大画像(450x308)

お話を聞かせて頂いた女将さんは、
20代の頃に 某老舗お茶屋の女将となり、
45年以上祇園町に生きる女性。


まず、
「お茶屋」に生まれた女の子は
家を継ぐ宿命にあります。

花街に生きていれば色恋から逃れられないのですが、
結婚は許されない。

ではどうして子孫を残すのか?
彼女たちの多くは未婚の母。
子供たちは女だけの厳しい世界で生きる宿命。
それが嫌なら町から出る、
家族と縁を切るしかないのです。

女将さんも
若いころに大恋愛。
一時は家を出ましたが、

女の子を授かり、
先代の女将(お母さん)の
「子供と二人で店に生きるなら戻ってきなさい」
という言葉によって、
祇園に戻ってくるのです。

その時に
自分は一生祇園町で生きていく、と決心したといいます。



画像(400x300)・拡大画像(600x450)

その後、
女将を継承して現在に至るそうですが、
その娘さんも
今は店を継承するため
修行中だとか。

現代では考えられないことですが、
彼女たちは300年前の世界のまま、
自分の人生を捧げて
「お も て な し」を継承しているのだと
ただただ感銘を受けました。

また、自分ももっと深い「お も て な し」が出来るように
しないと恥ずかしい!とも。


軽々しく「一見さんお断り」や「お も て な し」について
触れるだけではなく
その文化や歴史に勉強していきたいと
強く思った一夜でした。  




Posted by 観光部

6

2017


        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

PHOTO

離宮散策 〜その1 修学院離宮〜

離宮散策 〜その1 修学院離宮〜

〜「京都の正月:東寺 初弘法市の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

〜「京都の正月:東寺 初弘法市の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT!

新洛中洛外百景(其の壱) 花吹雪

新洛中洛外百景(其の壱) 花吹雪

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog