観光部ブログ

2018年04月06日(金)

〜「京都のヒーロー 茶の湯:千利休と千宗旦を追いかけて そのA 茶の湯の歴史」の巻〜 ピロピの 新人ドライバー奮闘記!  SEE THE LIGHT! [観光情報]

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みなさん
こんにちは。

京都市内のほとんどの桜は葉桜と姿を変え、
御室桜や北東西の山側の桜を残すのみ。

次回に続いて
千利休、宗旦が今に残した足跡を
追っていきたいと思います。


「お茶」が「わび茶」になっていくまで

はじまりは?

誰が広めたのか?

文化として認められるようになったのはなぜ?

千家のことを知る前に
予備知識的なことを簡単に触れたいと
思います。

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茶の湯は

平安時代、804年に遣唐使船で
唐に渡った 空海最澄
日本にもたらした可能性が高いといわれています。


それから天皇、公家、僧侶の間で「喫茶」(団茶)
が始まり、
その風習は廃れますが、
寺院では「茶でもてなす」習慣が
残ったといいます。

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栄西

中国では宋の時代に入って
抹茶が普及します。

その抹茶とあわせて薬も服用したといわれ
「一茶一湯」とも呼ばれているそうです。

1168年、1187年の二度、
宋に渡った臨済宗の開祖、栄西
日本に抹茶法を伝え、
有名な「喫茶養生記」を著して
源実朝に献上しました。

お茶は健康に繋がる実用的なもの

栄西が広めたことにより
武家社会でも喫茶の風習が広がっていきます。

その後、高山寺の僧 明恵
栄西から贈られた茶の種子を
寺で栽培し「栂尾茶」を育てます。

明恵は宇治でも茶を栽培するようになり
それが現在の「宇治茶」の起源といわれています。

鎌倉時代後期になると
民間でも茶礼や茶会が取り入れられるようになります。。

ベースになっているのは
禅寺での茶礼の形式。
(四つ頭茶会といって正客4名に相伴客がつくスタイル)

同じころに
唐から美術工芸品(唐物)が輸入され
茶道具や絵画などを愛好する唐物数寄が広まり

室町時代に足利家が熱心に唐物収集を行ったことで
ピークを迎えます。
唐物を床の間に飾り
書院座敷で行う茶礼「書院茶の湯」が生まれます。

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高山寺 明恵上人

このように
室町時代に入ると
日本に広まった「茶の湯」は
唐物崇拝という状況で
唐物を買いあさる行為が目立ち
茶の本質は忘れられていきます。

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「わび茶」の開祖 村田珠光

そういった風潮に飽き飽きし
「わび茶」を開いたのが
村田珠光

大徳寺の一休宗純のもとで禅の修行を行い
大きな影響を受けた珠光。

一休は珠光に 茶と禅の一体化した精神 を教えた。
同時に能や連歌など日本文化を学び「わび茶」へとつなげました。

珠光は能阿弥から 唐物の鑑定や立花を学び
能阿弥の紹介で
足利義政の茶道師範を務めます。

四畳半、書院風の宝形造(屋根を四枚の三角形の板を組み合わせて造る建築法)
が珠光のスタイル。

珠光は
当時の唐物買いあさりや酒盛りが入り混じった茶会を否定し
より精神性の高い交流の場を目指します。

美術品も和ものを採用し、
茶道具も質素なものを用いるようになります。
「珠光茶碗」とよばれ、珠光が目をつけた
信楽焼はその好例であったようです。

身分や道具に偏見をもつな!
という珠光の登場で

「わび茶」はますます発展していきます。

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珠光に大きな影響を与えた 一休宗純

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武野紹鴎

珠光の「わび茶」を更に風流なものと継承した

武野紹鷗

商人出身の紹鴎は
和歌から「わび」の本質を学び茶の湯に取り入れます。

本来「わび」の意味は、ものが欠如した状態。そこから生まれる悪い感情。

しかし平安・鎌倉時代活躍した藤原定家らは
「わび」を一種の美意識として捉え、
和歌を詠んでいる。

そのことに感銘を受けた武野紹鷗は
茶の湯に「わび」を取り入れて新境地を開きました。

紹鷗は珠光の弟子らに茶の湯を学び、
自分の「わび茶」を確立します。

それは「茶禅一味」。茶の湯と禅の求めるところは同じである、
という哲学。

堺の南宋寺にいた紹鷗は この「茶禅一味」のスタイルを
京都大徳寺にも持ち込む。
茶と禅は切っても切れない関係となったのです。

紹鷗は珠光の茶室四畳半を継承しつつ
さらに三畳半、二畳半の茶室を考案しました。

指導役としても優れ
今井宗久、津田宗及、田中宗易(千利休)
後の三大茶人を育てているのもすごいです。

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いかかですか?

千利休が登場するまでを
簡単に追ってみました。

奥が深いですよね。

茶の湯の世界だけでなく
歌や能、将軍家に天皇家に公家など
色んな影響を経てきているのが
わかりますよね。

次回は ようやく千家のヒーローたちに
触れていきたいと思います。

Posted by 観光部

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